目次
中国語の全体図
A、動詞系センテンス(基本形、可能形、把構文、使役文と依頼文)
(1)基本形(現在形、未来形、進行形、過去形、)
現在形、(第一課)
主語+動詞+名詞(or目的語)。(動詞基本形センテンスの作り方)
未来形、(第二課)
主語+未来助動詞+動詞+目的語。
- 主語+想+動詞+目的語。(これからしようとすることについて)
- 主語+要+動詞+目的語。(これから意志を持って行うことについて)
- 主語+想要+動詞+目的語。(同上)
- 主語+会+動詞+目的語。(未来のことを予測や約束する時に)
- 主語+将+動詞+目的語。(書き言葉。未来のことについて)
- 主語+将会+動詞+目的語。(同上)
- 主語+得+動詞+目的語。(これからしなければいけないことについて)
- 主語+快要+動詞+目的語+了。(そろそろ起きることについて)
進行形、(第三課)
- 動態進行:主語+在+動詞+目的語。
(やり続けないと進行中の状態が中断されることに使う表現) - 静態進行形:主語+動詞+着+名詞。
(動作が一回行えば状態が続けられることに使う表現) - 状態進行形:主語+是+動詞+着、上、下+的。
(続けられている状況を述べる時に使う表現)
過去形、(第四課)
- “センテンス+了”過去形
(完了。“すでに”というニュアンスのあることについて) - “動詞+了” 過去形
(完了。過去にしていた、現在はもうしていないことについて) - “動詞+了~了。” 過去形
(以前からしていて、今もまだしていることについて) - “動詞+的” 過去形
( “この鞄は銀座で買った。”のような、動詞を用いて主語を説明する文) - “動詞+过” 過去形
(経験、したことの有無を講じる文) - 現在形で表現する過去形
(過去の時間副詞を文頭におき、過去のことを現在形で表現する文)
(2)可能形(基本可能形、補語型可能形、“办法”可能形)
A、基本可能形: (第七課)
主語+可能助動詞+動詞+目的語。
- 主語+会+動詞+目的語。
(学習の過程を経ないとできないことについて) - 主語+敢+動詞+目的語。
(勇気や遠慮の有無ができるかどうかの決め手になることについて) - 主語+能、可以+動詞+目的語。
(する能力、許しの有無ができるかどうかの決め手になるようなことについて)
B、補語型可能形: (第八課)
出来ないと悔しくなるようなことについて語る時。
例えば:“思い出せない”、“眠れないなど”など。
肯定:~動詞+得+補語。
否定:~動詞+不+補語。
C、“办法”可能形:(第九課)
なす術の有無を講じる可能形。できない時には無力感を感じさせるようなことについて。
例えば“時間を巻き戻すことはできない”、“人生をやり直すことはできない”など。
肯定:主語+有办法+~~
否定:主語+ 沒有办法+~~
(3)把構文(第十課)
動作だけ述べるのではなく、その動作による結果や状態まで述べる表現。
使役文や手順の説明によく使われる。
主語+把+名詞+動詞+目的語。
★把構文の難所は目的語の構成にあります。
目的語は“名詞”や“補語”、“補語+名詞”などで構成されます。
本課は把構文の目的語について、詳しく説明しています。
(4)被構文(第十一課)
受動文、受身の表現。
主語+被+名詞+動詞(+目的語)。
(5)使役文と依頼文(第十二課)
人やものに何かをさせる、働かせる時に使う表現。
A+使役動詞+B+~~
(A: 主語、させる側、B:させられる側)
B、名詞系センテンス(第五課)
- 主語+是+名詞。
(名詞を用いて主語を説明する文。例えば:これは豆腐です。) - 主語+是+~~+動詞+的。
(動詞を用いて主語を説明する文。例えば:豆腐は大豆 から作った。) - 主語+是+名詞+的+名詞。
(所有格)
C、形容詞系センテンス(第六課)
- 形容詞+的+名詞
(“黄色い花”のようなフレーズ) - 主語+很+形容詞
(“刺身は美味しいです”のようなセンテンス) - 形容詞の比較文
(“仙台は東京より寒い”のようなセンテンス)
D、動詞補語と可能補語 (第八課)
同じ補語が動詞の補語と可能形の補語として使われ、混乱を避けるため、補語と補語に色分け、その役目を区別する。
補語:動詞の補語として、複合動詞を作り出し、叙述をより完全にする役目。
補語:可能形のパーツの一部として、可能形センテンスを作り出す。
E、疑問文(第十三課)
“吗”疑問文
二択疑問文
“呢”疑問文
沢山の例文をあげて疑問文を徹底的に解釈します。